作品をどう展示するか?
立体的な作品の見せ方は、いつも悩むところ。
この間の作品展でも
同じことを考えていました。
「この面も見せたいけど、
本当は裏面も見てほしい」
野菜やフルーツなどは特に
本当は手に取って隅々まで
見てもらうほうがいいのかも?
でも、それは難しい…。
そこで、これから少しずつ
その都度ひとつの作品を取り上げて
見ていくことにしようかな
と思います。
で、今回は
セロリ。
この作り方にたどり着くまでに
かなり時間がかかった作品。
まず、色々なセロリの写真を
ひたすら見て緑の部分と
白の部分の色の境目を観察。
トイレットペーパーの芯を使い
最初の型紙を作りました。
セロリの筋目を縫い目にすることを
思いつき、型を細分化。
裏面の白の部分の
カーブにも注目していただけると
嬉しいです。
少々手間がかかりますが、
出来上がった時の
達成感がたまらない作品です。
*
*****
前田智美 3冊目著書
*****
*